『 tham bun 』
のっけから、訳のわかんないローマ字でごめんねー。
これ、実は、発音記号なの。
タイ語のね。外国人が学ぶための、ね。
タイ語ってのは、「声調」ってのがあって、
例えば、同じ「pii」でも、声調によって、5つの意味があるって訳。
ってゆーかー、声調が変われば、それは違う言葉だ、って言うのが正しいよね。
で、5つの声調の中で、「フラット」なのが、日本人には最も簡単に発音出来るよね。
で、たまたま今回、皆さんにお伝えしたいな、って思ったことのキーワードは、「平調」だったので、発音記号で書いてみたの。
『タム・ブン』と、まぁ、フツーに発音してください。
「・」のところ、ポーズを置かなかったら、それで通じます。
で、どう言う意味か?
tham は…
あ! その前に、「タ」がどうして「ta」でなく「tha」なのか? を言っておかなくちゃ!
(なんか、本格的タイ語講座になって来たね。。。。。)
あのね。タイ語には「無気音」ってのと「有気音」ってのがあるの。
発音する時、手の平を口の前にあてがってね、
パッと(あ、ph音だったらの場合だね、パッは)手の平に空気が当たるのを感じたら、それが有気音だ。
感じなかったら、無気音ね。
だから、ここでは、「タッ」って空気(風)を感じるように言わないとダメね。
で、まあ、『タムブン』だけど。
tham は、「〜する」ってこと。「do」と思ってもいいよー。
bun てのは仏教的意味合いでの「徳」かなー。
つまり、「徳を積む」または「徳を積む行為」ってことだね。
見た目には、「お布施をする」「お寺やお坊さんに寄進する」ってことに見えるけどね。
違うのは、なんか日本で前記の事をすると、
なんか、「物(やお金)をあげた」「寄付をしてあげた」(どうだ、おいらはエライだろう!)って感覚だよねー。
尊大な奴だと、「やったんだ」みたいな、ね!
(おいらの知り合いに、「XX寺にでっかい鐘があるだろ。あれ、俺が作ってやったんだ」って、威張ってる奴がいるんだけどね。。。。。。)
タイに住む人の tham bun は違うのさ。
お寺や、お坊さんに、「貰ってもらう」んだ。
貰ってもらうと、どんな得な事があるか? って言うとね、もうこれは、スゴイご利益があるんでさ。
前回の『嘘』でも言ったけど、Buddaが見てらっしゃるから。
もう、tham bun
の質や回数によって、来世がどうなるかが決まっちゃうんだからね!
それは、タイヘンな事な訳さ。
あ、「来世」について言えば、タイの人々は「輪廻転生」を信じてる。
で、tham bun
は、もっぱら来世の為だけか? と言うと、そうでもないみたいでさ。
ま、未来(只今以降)が良くなりますように! って言うことらしいんだ。
「来世か未来か、どっちなの?」
って、一頃、随分、聞きまくったんだけど、
ほとんどの人が、
「……」
だったね。
なんか、彼らにとっては、来世も只今以降のことも、どっちも未来だから一緒さ、と思ってるみたいなんだよ。
あ、そりゃそーと、もうお忘れになってるとは思いますが、今日のお題の
『tham bun』 って言葉、前回も出てるんだよね。
でね、
「なんか、戒律の話しだと思ってたら thambun(前回は続けて書いた)とかって話になってさー。分かりにくかったよー」って、友達が言ったんだ。
あ、それから、フツーの市民(子供だって、だけど)が守ろうとしてる5つの戒律、ってところ。
1から5まで数字を付けて箇条書きしたんだけど、数字が「?」に文字化けしてたらしいんだよね。
だから、なんか、余計嘘っぽい話しだと思ったみたいで、ね。
そんな訳で、なんかシツコイみたいだけど、今日のお題は
tham bun にしたって訳。
あれは、決して、義務感とか慈善感(?)とかでやってるのではないのね。
かといって、「反対給付」を求めてない訳でもなくさ。
まぁ、Budda
が天から見ていて、「良い事をしたメーター」のカウンターを回してるんだからね。
この「点数」を上げて、この先(来世かもしれないんだけどね)に良いことがありますように!
って、ご利益を願ってるんだからね。
結構、現金と言えば現金なのさ。
早朝の街角でさ、おかぁちゃんやおねぇさんやらが、托鉢に来たお坊さんに、ご飯をあげてる風景、見たことなぁい?
炊きあげたご飯とおかずは、それぞれポリ袋に入れられててさ。
地面に跪いた女性が、お坊さんが鷹揚に蓋を持ち上げてくれてる鉢に、恭しく捧げるようにして、入れてる姿をさ。
あの時のお坊さんの表情を見てると、良く分かるよ。
「おうよしよし、あんたからも、貰ってあげるよー」ってお顔をしてらっしゃるから。
(ついでに言っておくと、おいらも三泊四日だけお寺にいたことがある。
wat paknaam
ってお寺だ。外に出て、掌紋が読めるようになったらお寺を出ていいんだけど、托鉢に出るのは特別な期間を除いての日課だ。)
この毎日お坊さんにご飯を差し上げる、いや、貰ってもらう、と言うのが、もっとも基本的な
tham bun かな。
あとはまぁ、お寺の普請やらなにやらと、お坊さんの暮らしの全ての面倒を見させてもらう、ってのが
tham bun (の形)だね。
(お坊さんは戒律によって、一切の「生産活動」をしてはいけないことになってる。)
他にも、とにかく「ほどこす」みたいなことは、全て
tham bun に通じる、って考えがあるね。
タイ人って、知ってると思うけど、とにかく親切!
そして、オゴリ好き!(反対にオゴラレ嫌いってことがあるから、要注意!)
これも tham bun の思想から来てるんだよね。
あ、また、キリがないや。この辺にしないと、ね!
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