『 おいらのタイの旅装束 』
『タイ好き』のみなさーん!
その95%をタイで撮る、初のタイ.日合作映画『
a love story 』のシナリオ脱稿は近いぞー!
って、夢さんがあおってくれるものだから、つい言っちゃったけど、いいのか…。
タイトルを言ったのさえ、本邦ならぬ世界初公開だよ…。(内緒にしておいてね!)
で、脱稿したら即、製作態勢構築に入るから、「この指とまれー」に止まる人はもう少しだけ待ってね!
(って、まだ話すか…。)
さてっと…。ゴールデンウィークでタイへ行った人も多いと思うんだけど、TVを見ていて考えたことがあるので、今日は旅装束について考える。
(って、なんか、今日は論文風?)
あのさ(あ、論文風じゃなかった)、TVでね、成田かな? 旅から帰って来た人つかまえて「どちらから?」って聞くのに、日焼けしたヤンエグっぽいカップルが「タイからー」って、答えてたんだけど、なんと二人ともでっかいサムソナイトのキャスターをコロコロ転がしてんのね。
それ見ておいらは、「この人たちの旅はタイヘンだったろうなー」「あ、いや、彼らは貴族なのかもしれない」って、考えた訳さ。
ってゆーのはー、おいらのタイの旅は、いつも「両手をポケットに入れて」ってのが基本だからなんだけどね。
参考までに言うと、持って行くのはーーーー
1 布製の縦20センチ・横33センチのショルダーバッグ
2 パスポート(ビニールのケース付きで、名刺とか切手とか入ってる)
3 T/C(円建て)
4 現金(円と前回残したバーツ)
5 耳掻き
6 Tシャツ 1枚
7 ブリーフ 1枚
8 フェイスタオル 1枚
9 歯ブラシ
これだけ。歯磨き・薬は現地調達主義。安くて便利だからって理由じゃ、主義ってこともなんだけど。
3と4は旅の長さと、会う相手による。
(あ、会う相手によっては荷物が増える。これは後述。)
合わせて10万もあれば、プライベートな旅なら2ヶ月はもつ。
あ、言いたいのはお金のことじゃなくて、まずは「重量」だね。
リゾートホテルに直行して、ビーチとレストランを往復するだけ。場合によっちゃ夜会にも出るような旅ってなら、それなりの「重量」を持って行かなくちゃ。ポーターやボーイを使って。
社交界との付き合いも必要なく、ビジネスがらみでもないなら、ゼッタイ「軽量」を心掛けるべし。
って、まぁ、いろんな旅がまた面白いのだから、それぞれでいいんだけど、おいらの場合はそうなるってことだ。
とにかく両手が空いている、またはポケットに突っ込んでいる、ってスタイル。
これがいい!
カメラも持って行かない。
あ、子供と行った2回だけ、わざわざ「今一番軽いカメラはどれですか?」ってのを買って、持って行ったんだけど…。
それ以外は、眼で写して心に焼き付けて来る。軽くていい!
着ていくものはGパンと、ポケットと襟の付いたシャツ類ってとこだね。
行ってしまえば暑さにもかまけてTシャツオンリーになるけど、途中はいろいろポケットがあった方が便利だし。
で、お金のたぐいはショルダーと身に付ける半々で。どっちかなくしても、これでなんとかなる。
行く時はこんな小さなバッグでもごそごそ。余裕ありすぎ。でも、安さに甘えて、着るものの他なんでもかんでも買っていくので、半分、消費したり使い捨てても、帰りは「丁度!」に膨らんでたりする。
履物は、昔はウチ出る時からサンダル(冬なんかかなりカッコ悪い)だったのだけど、さすがにこのトシになるとチョットってんで、軽ーいデッキシューズ。底も薄くて、バッグに入れる時、折り曲げられるような奴。
なにしろ、宿に着いたら真っ先に買うのが歯磨きとサンダルなもんで…。
で、どうかすると、そこから先はサンダルで通して、靴は置いておくと。で、帰国前に戻って、履いて空港へ向かうと。そんなことも多いね。
ところが、これが映画関係者に会う必要のある時ってのは、チョット、あ、いや、スゴク変わってくるんだよー。
何故かと言うと、タイ人ってのは、服装で人を見るってところがあるんだ。ってゆーかー、立場や職業によって自ずと風が違ってくる。それを社会的に認め合ってる、みたいな。
制服(を着てる人は大体においてタイではエライってことになってる。バスの車掌だってキリリとしてるぞ)とは別に、なんか、格とか身分みたいなものを風で表すことに社会的な暗黙の…いや暗黙じゃなくて歴然とした了解があるんだ。
どうしてかって言うと、民主主義が遅れてる…からじゃないよ。そういうことなら明らかに日本の方が遅れてるよね。
タイはヨーロッパに近いから。これが答え。
よく勘違いする人が居るんだよ。東南アジアやタイは、日本よりアメリカやヨーロッパに遠いと。
勿論、地理的なことじゃないよ。文化とか考え方とか、暮らしのあり様とかの話しだよ。
アメリカには確かに日本の方が近いけど、ヨーロッパにはタイの方が遥かに昔から、確実に近いんでね。
だから、貴族的な社交の世界やある種の身分や階級ってものをいまだに日常に感じさせるヨーロッパと、タイは似てると思うんだ。
あ、また長くなりそうなんで話しを映画人と会う時に戻すんだけどさ。
彼らってのがまた、日本とは違ってエリートなんだわ。日本だと監督とか役者してますったって、ま、大抵、貧乏が付きまとってさ。タイヘンなんだけど、なんかタイは違うね。
映画屋っていうとなんか、みんなパリッとしてる。
で、貴族みたいな感覚あるから風も重んじる。
よれよれのGパン・Tシャツで、「カーオサーンのゲストハウスに泊まってます」なんて言おうものなら、もうそれだけで話しするのを嫌がる…みたいなところあるからねー。
もっともおいらの場合は、そんな格好で出会って友達になった人が映画人だった、って経緯があるから、初期に知り合った何人かはおいらの「正体」を知ってるんだけどね。
撮影所なんかに行く時、彼らが言ってくれるの。「pii
daaw(ダーオにいさん)、今回はスーツ持って来てるぅ? 明日は着て行った方がいいんだけど」って。
「明日、ホテルにお訪ねします。お泊まりはどちらですか?」なんて言われると、「スコータイ」なんて、行ったこともないようなホテルの名を横から言ってくれるしね。で、あとでチャンと部屋は取ってくれる。
(支払いは勿論……おいらだけど…。 ^^)、)
まぁ、おいらの場合はスーツとか靴とかは、タイの友達のアパートとかに預けてあるから、そんなに「重い」荷物を家から持って行くってこともあまりないんだけど、こうした貴族的(?)な、とか、フォーマルなとかビジネスがらみだとか言う時は、覚悟して思いっきり重い荷物を持って行くしかないね。
でも、プライベートな気ままな旅なら、軽量が一番だね。
軽量はえてして、素朴(シンプル?)・質素にも通じて、なんか買い物なんかも安くなるような気がするし、危ない目に遭うこともないみたい。
あ、ちょっとテーマに外れるようだけど、旅に出る時、メタモルフォーゼする人って、なんかアブナイ…。
日本で金持ちは貧乏人ぶらず、日本で貧しければタイでも同じように(これ、おいら)。
これが安全で快適な旅の基本みたいだよー。
ヘンに化けると滑稽でもあるし…。タイってのはホラ。金持ちったら日本の比じゃないくらいの金持ちでさ。その辺にいっぱい居るんだから、みんな見て知ってるってゆーかー慣れてるんだね。
だから、旅の時だけ「フリ」してもばれてるワケ。
shukumvitあたりの駐在の奥さん連中と同じことだよね。
あ、これ、知らない?
漫画なんかでも有名になってるけど、タイ人の間じゃ。
つまり、日本で暮らしてる時にいかにも慣れてないお手伝いさんとか、運転手とか、庭師・ガードマンなんて人の使い方を知らないからさ。(似非民主主義の中で育ってるんだもの、仕方ないやね。)
ま、腰が引けてるってゆーかー。
連れだってレストランなんかに行く時も、お洒落して行くのはいいんだけど、サービスに慣れてないものだから、なんか、やっぱりヘンなんだよ。落ち着きなかったり、逆にヘンに居丈高だったり…。
アララ、今度は短くって心に決めてたのに、また、何が言いたのかよくわかんない内に、紙数が…。
シンプル・イズ・ベスト! あ、違うか。
ま、旅は自分らしく、かな?
背伸びしないで、心を開いて、かな?
物を見るより人を見る?
ドサクサにまぎれていろんなこと言うけど、ま、そんなことが、タイの旅を楽しく思い出深いものにしてくれる。…と、思うんだけどね…。
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