『 タイの旅の費用 』
ひょんなことから書かせていただくことになって、皆さんとまみえることになった『今日のタイ・コラム』ですが、なんと! いつの間にか20回を過ぎてるんですねー!
あれぇ? 今日はなんか、敬語使ってるぞ、おい!
ってんで、いつものタメにさせてもらうけど、まぁ、こんな機会を与えてもらった夢さんと、飽きもせず(あ? 飽きてるかも…)読み続けてくださってる皆さんに、20回を記念してお礼を言わせてもらいます。
んでねー……、
おいらこれを書かせてもらうようになって以来、毎回毎回、悩むことがあるんだー。
ってゆーのはー、
これを読んで下さる皆さんって、どんな方たちなんだろー? って。
特に、タイとの関わりとかタイ経験みたいなことは、どんなだろー? って、考えるんだよね。
あ、ついでに言っておくと「タイ経験」って、いい加減な言葉だけど、少なくとも「滞在年数」とか「渡航回数」とかじゃないって思う。
だって、「仕事」で10年滞在しても、それって、ほとんど会社の借りてくれたコンドーと仕事場の往復だし、OFFだって、ゴルフだカラオケだクラブだ風呂だって、日本人ばかりとつるんでる訳だし、あるいは片言の日本語に安心したり鼻の下伸ばしたりしてるだけだから、ちっとも「タイ経験」してる訳じゃないんだよね。
コンドーだって、shukumvitとか、日本人ばかりが住んでるソイの日本人御用達のコンドーだもんね。
だったら、自由に旅した100日間の方が、それもお金の余り掛からない旅をした人のほうが、「タイ経験」は濃いと思うのだけど…。
(で、おいらなんかは、全く自由…と言うか不自由と言うか、な、貧乏な旅を、延べ3000日ほど…。こうなると「再起不能」! 嗚呼…)
でね、おいらは今まで、結構…ってゆーかー、かなりタイを知ってる方たちに向けて書いて来たように思う。
『ムアン・タイ』って意味の分かる人…って想定したんだったと思う。
それに、そもそもいい加減なガイドブックや雑誌の特集、それに(我が業界ではありながら)TVに取り上げられることが多くなって、そのいい加減さにウンザリってゆーかー、むしろアタマに来るって方が近いのだけど…そんな気持ちがあったところへの執筆のお誘いだったので、
「ご存知でしょうけれど、それってちょっと違うかも…」って話しを書かせてもらうことが多かったんだよね。
なんか前置きだけで半分使ったように思うが、今日はいつもより初心者向けの話しになるから、「知ってらぁ!」って方はゴメンね!
ってゆーのはー、前回「10万もあれば、プライベートな旅なら2ヶ月はもつ」って書いたら、
「daawって、一体どんな旅してんのー?」
「タイって、そんなに物価安かったっけー?」
って言われちゃってさ。
だから、今日はタイの旅のお金についてだ。
おいらが外国への旅を始めたのは、もう30年も前の話しだから、とにかく外国へ行くってゆーとー100万が単位のお金が必要だった。
特に最初はヨーロッパ志向でもあったからだけど、タイだって、1バーツ(以下B)が16円とかしたんだよ。
(注:現在は3円。1万円が今なら3300B。16円の時は622Bにしかならなかった、ってことね。)
しかも、おいらはタイにも慣れていなかったし、タイ語も話せなかった。
だから、ホテルにしろ食事にしろ、ヨーロッパや日本の感覚そのままでいた最初の頃は、タイでも、行くとなれば50万が単位だったね。
それがどうだろう。
今では「10万もあれば二ヶ月」だもの。
ありがたいね、タイって。
まず宿泊。これは、通常は、350〜400Bのミニホテルが多いな。シナ宿と言ってる中国っぽいホテルよりは、西洋っぽいミニホテルの方がおいらは好きだ。
狭くても明るい。トイレなどもそれなりに清潔ってのが特徴。
で、滞在が長くなってお金のことを考える時、あるいは人間関係に疲れて隠遁する時などはゲストハウス。hong
naam(No.3参照)は共同。100〜150B。
食事は、
朝−−−何処にいてもパンとコーヒー。コンチネンタルを35〜60Bで外食することが多いが、買い物をして自室またはベランダみたいなところで食べることも。
その場合は、特に美味しいパンを27Bとかで買うこともあるが、大抵はセブンイレブンの菓子パン2個で、15バーツ。
コーヒーは、ネスの粉を持っていてお湯だけ貰う。
昼−−−大衆食堂または屋台でkap khaao(お皿に盛ったご飯におかずを添える、またはシチュウっぽいものをかける)。20B。
夜−−−大衆食堂または屋台でご飯とおかず三品ほど。60B。
一緒に食べる友達がいる場合はスキー(タイのしゃぶしゃぶ)も。3人で600Bとかのことが多い。
飲み物について−−−おいら、実は呑めないの。だから、食事の時の飲み物って言ったら、お茶・コーヒーだよね。ジュース類はよく飲むが食事の時じゃない。
移動費。
これはもう、日本とはえらい違いだよね!
日本にいると腹が立つくらいに、ね。
例えば電車。日本のJRだと、一駅乗っても450円とかだよー!
タイで例えばドンムアンからフアランポーンまで、50分ほど乗るんだけど3Bだよ!
日本で50分も乗ったら1000円くらいかな。1000円と9円!
この違いはなんだ−!! 民営化して高くなってりゃ世話ねーよ、ったく!
サスガのフーリガンも、驚いたっての。
バスだって、市内バスなんて、まぁクルンテープの場合いろいろ有って、これがややこしくてモンダイなんだけど…、まぁお金に関しては、エアコンなしだと、3.5〜5B。ありだと8〜16Bくらいで、これまた日本とは…ああ、考えるだけで腹立つから、あとはもうテキトーに計算して。
タクシーだって、初乗り35B(100円)で、あとは1キロごと10円(間違いにあらず)だもの!
これで、最低限の旅は出来るんだけど、何もお金を使わないことを競うのが旅ではないので(なんか、そんな人、時々見かける)、観る・聴く・食べる・体験する、には、精々お金を使うよう心掛けるんだ。
でも、どうだ?
一か月、五万円くらいでしょ?
大体がなんだよ!
タイだって原油は採れないんだよ。100%輸入してるんだよ。
なのに、ガソリン1リットル33円!
米なんて、国際商品だろ! 世界市場で、大体何処の国でも同じような価額だよ。
なのに日本は1kg400円!? 嘘だろ? って言いたくなるよ、タイから帰った時なんか。
タイでは(いや世界の何処でも)、1kg36円とか40円だよ!
どうしてくれるんだー!
ああ、あああ、ダメー!
おいら壊れたから、今日はもう終わり!
って、一旦書いてパソコンを離れたんだけど……。
根が純情なもんだから、「いや、あのままじゃいけない…」って気を取り直して、もう少し書かせて貰うことにする。(純情は関係なかったかも…。)
あの…、タイトルの『旅の費用』ってことで、もう一つ言っておかなきゃいけないことがあるなー、って思ったんだけど…。
ってゆーのはー、タイでは「上下の差」が大きいってこと。
これは前回書いてこれまた物議を醸した「身分」と同じで、タイ社会は日本みたいにまぁるい社会(コーサー・アリヤ教授の表現)じゃないのね。
上下にくっきりと構成が別れたピラミッド型社会なの。
だから(って、関係あるか? あるよねー、きっと…)、物価という点でも、ものすごく上下に差がある。
旅関係で言えばホテルの宿泊費。
下はさっき書いた通りだ。で、上はと言うと、これはもうTOKIOもN.Y.も同じでさ。30万円のスィートとか、50万円のス−ぺリア(だっけ?)とかもチャンとある訳さ。
チャンとってゆーのもヘンだけど…。チャンと、その辺にありふれてある訳さ。
レストランだって、ま、カップルだったりファミリーだったりで連れ立って行くんだけど、一人あたり5万円のフランス料理とかもチャンとある訳さ。
おいらの友達なんか時々行くって言うんだけど、そこのギャルソンの月給二ヶ月分を彼の目の前で一食として食べるなんてことは、おいらにはとっても出来ないって…いつも言って、バカにされてるんだけど…。
あ、誤解のないように言っておくけど、こういう高いホテルやレストランって、外国人専用じゃないんだよ。
むしろタイ人向けであり、事実、利用者も圧倒的にタイ人が多いんだよ。
ま、ことほど左様に、タイは奥が深いってゆーかー…、
あ、今日は『旅の費用』なんだけど、ま、ピンからキリまであるってことだね。
で、日本のピンキリが100倍くらいの差だとすると、タイのピンキリは1000倍くらいあるんだよーって、話しだね。
日本のめしと言ったら500円から五万円ってとこでしょ?
これがタイだと50円から五万円まであるってことで、それをかの国の人達はシラーッと受け入れてるんだよなー。当たり前のこととして。
で、間もなくおいらも、そんなめしを何度か食わなきゃいけないことになる…。
考えるだに、恐ろしいことだ……。
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