『 タイの人々と心通わせるために −−タイ語のベストな学び方−− 』
ご無沙汰しましたー!
1回飛ばしちゃって、ごめんなさい!
PCが壊れちゃって…。メールやらインターネットやらに頼った暮らし、おいらのように書くこともPCに頼っている(体にハンデを抱えているからではあるが)暮らしの脆弱さを、今回ばかりはつくづくと感じ入りましたよ。
で、今日は、あなたにも、PCにもNETにも頼らないで、生(!)で、あのニコニコと笑顔を絶やさないタイの人々と、心を通わせていただくのがいいかなーって。
なもんで、タイ語の学び方について少々ご機嫌を伺います。
(こんな芸風だったっけ? おいら…)
さて、実はおいら、カルチャーセンターなどで『タイ旅行会話』ってのを教えたこともあるんだよね。
あの…ホントのこと言うと、今もある掲示板を見たと言って訪ねてくれたN君ってのを教えてるんだけど。
それでいろいろ思うところがあってさ。
それに、やっぱり、なんと言っても『タイに入りてはタイに従え』でさ。
あ、心優しきタイ人は、決してそんなこと言わないけどさ。
でも、タイ語で話し掛けた時にタイの人が見せるあの笑顔…。あれを見たら、学んでおいてよかったー! って、つくづく思うよ。
それに、心通い合うってのは、楽しいばかりじゃないんだよね。
安全・安心にもつながるし、買い物だって安くなったりするんだよー。
それになんと言っても、タイをディープに理解できるのさ。人を愛することだって出来るし、ねっ。
だから、今日は、タイ語のベストな学び方ってのを伝授するよ。
(こんなタメグチでよかったんだっけ?)
「ベストな」とはなんとも口幅ったい言い方だけどさ、おいら自身が30年ほどタイと行き来して学んで来てね、また、何年かは教えて来てね、しかも、いざ教えるってなった時はそれは慎重にメソッドを考え、修正し…、して教えてきた結果がなんかいいらしいんだ。
例えばやはりタイ語を教えているタイ人の友達がいて、教室に遊びに来たことがあるんだけど、講座の終わり20分ほどを彼を交えてのフリートーキングにしたのね。
で、そのとき彼が聞く訳さ。
「皆さんは先生(おいらのこと)と、今までどのくらい勉強してきたのですか?」って。
で、我が受講生たちは「20時間」って答えた訳だけど、彼はぶっ飛んでたよ。
「1年以上はやってるって思った」って。
ちなみに、やってた講座は『24時間で覚えるタイ旅行会話』って言うんだ。
これは、カルチャーの経営者(やマネージャー)には評判悪かった。
「もっと引っ張ってもらえませんか」って、よく言われた。
でも、引っ張る理由がないんだもん。月謝だって、もったいないよ。
(経営者側では長く・高くがいい訳だけど。)
タイ語は、徹底的に発音と声調(5つある)を覚え、簡単なタイ語の「顔つき」と100ばかりの単語を覚えたら、もう教えることはない。後は、自習できるって言うか、その「場」を踏めば勝手に覚えていく、って言語なんだもの。
あ、そろそろ箇条書きで結論を言わないと…。
あ、その前にここで言う「ベスト」の意味を共通のものしておかねば。
それは、『通じるタイ語を、確実に、短時間で』ってこと。
コスト・パーフォーマンスも最高に、ってこと。
■最初は発音の正しい日本人講師に習うこと
これは日本人の発声しにくい音(母音は4個多いし、子音は12個多い=日本語にない音がそれだけあるってこと)や、日本人の癖・陥りやすい罠(?)をよく知っている者でないと、時間が掛かってしようがない、ってこと。
基礎をやったら、あとはタイ人の先生に、って言いたいところだけど、これもちょっと違う。
「タイ人一人一人がタイ語の先生」ってのが正解。屋台のおばさんでも道端の子供でも。
■タイ語学習からカタカナを排除すること
日本語にないサウンドを学ぶのに日本の文字を使っていい訳がない。
前記した9つの母音・21の子音、それに声調をカタカナで表現出来る訳がない。
そこで「発音記号(と声調記号)」を使う。ローマ字や英語の発音記号なら、中学出てれば誰だって分かる。それによく似た発音記号で、なんとタイ語のすべてが表現(書ける&読める)できる!
ついでに言っておくが、おいらが24時間で教えられるって言う人は、タイ語をまったく知らない人に限る。特にカタカナでタイ語を学んだり、聞きかじった言葉を手帳の片隅にカタカナで書いたような人は、とても24時間では教えられない。
(N君は、実は20万円だか出してタイ語留学したことがあるんだ。で、ああ! そこでは日本語を話すタイ人の先生がカタカナで教えたんだ…。だから、今、N君、とっても苦労してる。おいらも…)
また、カタカナでタイ語を学んだ人は、何年タイにいてもタイ語がしゃべれない。またはヘン、って言われてる。(そんな知り合い多し。)
■タイ語は独学できるか?
明治時代以来、我が文部省が日本人に「英語」を教えたように、「語学」として学ぶのであれば、タイ語もまた、学べる。しかし、話すことは出来ない。今、「英語」を学んだ日本人が英語を話せないように。
我々タイを愛するものが必要なのは、学問としての「語学」ではなく、タイの人々と心通わせることの出来る、血の通った「会話」なのである。心通わせるための「ツール」と言ってもよい。
これは、血の通った「ヒト」からしか学べない。
何も文学的な表現を楽しんでいるのではない。テープではサウンドは「聴こえる」が、そのサウンドをどう作ってどう発するのかは分からない。ヒトの表情(特に唇の形・舌の位置)や息遣い(実際に手のひらを口の前に置いて教える)を見、感じないと、「聴きとる」ことも、ましてや「再生」することは難しい。
■タイで学ぶのと日本で学ぶのと、どっちがいい?
場所は何処でもいいのだ。
日本人に「発音記号メソッド(絶対にカタカナを使わない)」で教わるならば。そして、そこが短時間で教えてくれるならば。
よく「タイのほうが安いから…」と言う話を聞くが、前記の条件に当てはまる所はないと思う。
先生はタイ人であり、なまじ日本語の出来る先生は日本語(カタカナも!)を使いたがり、そして、やたら時間が掛かる…ってことになると思う。
もちろん、同じことを日本でやってるところ(多分、タイ人がやってるのだと思う)は、タイの何倍かの受講料を取ってるのであり、それに比べれば「タイなら安い」と言うメリットはある。(日本でタイ人から、高い受講料でカタカナ(またはカタカナ発音記号併記)で学ぶのは論外!)
■テキストについて
おいらが『タイ旅行会話』を教えることになった時、徹底的に既存のテキストをチェックした。当時は精々10冊ほどしかなかったが、今では30冊ほどある。なるほどタイはブームなのである。それはさておき、これらの本(ま、テキストとは言いがたいのもあるから本とする)の6割はカタカナ表記であり、4割はカタカナ・発音記号併記である(併記も、ついカタカナに目が行くという点でおいらは反対)。
唯一発音記号表記なのが「ソーソートー(タイ日経済技術交流協会)」の『実用タイ語会話』。この本は、日本の通産省から出向して来ていた佐藤正文さんと言う役人らしくない役人の方が1977年に書かれた本。当時、ソーソ−トーに行ってこの本を買おうとしたのだけど、窓口にいた人が「私が佐藤です」なんて…。気さくなヒトだったなぁ…。
発音記号は「私の発案ではない」とおっしゃっていたけど、その後調べても、こんなに活用している例を見ることが出来ず、多分、チベット語などの「言語学者」の書いたものを発展させたものではないかと思われる。これがこの本の(ひいては佐藤氏の)出色な点である。
いきなりの独学は無理だと書いたところだけど、ま、買うならこれしかないでしょう。
さーて、まぁ、こんなもんかな。
なんかエラソウに言って、気分悪くしたぁ?
おいらは、少しでもタイのホントを知ってもらいたい訳。
ホントを知ってもらえば、ますます好きになって、もう抜けられなくなるから、人生誤るかもしれないけれど…。
で、知ってもらうには『タイ旅行会話』(タイ語にあらず)を学んで欲しくて、そのためにあれこれ書かせてもらったって訳なんで、ま、怒らないで、ねっ!
あ、最後にひとつ弁解を。
『24時間で覚えるタイ旅行会話』って、おいらが教えてた奴は、文字は教えないんだ。
文字はサンプル書体を見て覚えるしかないんだから、教室で教えてたら詐欺みたいなもんだ、ってのがおいらの言い分。
また、旅してて、「あの看板が読めたらなぁ…」って思うのと、「あのコ(おっさんでもいいけど)と話せたらなぁ…」と思うのと、どっちが多いか、って問題でしょ?
今日はここまでー、って、なんか教室みたいだけど…。
そりゃそーと、どなたかHPを作ってくださる方はおられませんかー?
『a love story 製作準備委員会』のですが。
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