『 タイ人って、どんな人? 』


「どうしてそんなにタイが好きかなぁ…?」って、よく言われてさ。
いつもちょっと答えに窮してる…って話は前に書いたんだけど…。
「いろいろあって…」とか、「一口じゃ言いにくいよね…」ってことだったんだけど、ひとつ言えることはさ、「人がいい」ってことなんだよね。タイ人が、ね。
で、そう答えると、次に言われるのがタイトルの台詞でさ。

これにもなかなか一言じゃ答え切れなくってね。
「ウーン…、一度行ってみれば分かるよ」なんて言ったりしてたんだけど…。

で、今日はさ、ちょっと、いつもとは趣向を変えて、思いつくままキーワード的に、タイ人について書いてみよっかな、って。
以下は、「タイ人って−−−」と言う上の句に続く、−−−以降の下の句だと思って読んでね!

「親切」で「お節介」。それでいて「無頓着」で「他人の自由を尊ぶ」
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「親切」と「お節介」は前にも言ったtham bunから来てると思う。(No.2『tham bun』参照)
「お節介」はちょっと違うかも。
でも、街角で地図なんぞ持って佇んでると、必ず誰か声をかけて来るよね。
これを我が日本の同胞は、「街中で声を掛けてくる人には碌な人がいないから気を付けるように」なんて間違いだらけのガイドブックの記述を真に受けて、「いいから!」なんて怒鳴ってクルッと背を向けたりするんだよね。
あああ、嘆かわしい! もうキャッチセールスや霊感商法やらの詐欺が蔓延してる汚い世界から来ると、仏さまと共に毎日を生きるタイの人まで信用できないんだね。

って、この場合はガイドブックにそんなこと書いた奴が悪いんだけど。
タイの人はね。いつも「何かいいことは出来ないか?」って鵜の目鷹の目なのさ。
困ってる人を見付けたら、「メッケ!」なんてもの。
だって、いいことをしたら、それを天で見てらした仏さまが、チャンとtham-bun帖(日本だとエンマ帖って言った方が分かりやすいかも)に付けて下さるんだもの。

あー、でもねー、結構タイ人って「無頓着」でもあるんだよね。
これは見極めが見事でね。
「あー、この人は私の助けを必要としてないなー」って分かったら、即「無頓着」を決め込むってね。
これは「自由を尊ぶ」って民族性でもあると思う。
「他人の」と同時に「自分の」も、だけど。拘束されることは嫌いな人たちだ。
大体が食事時間って感覚がない人達なんだよ。「おなかが空いた時が食事時」ってことだね。
別に1日に3回と決まってる訳でもないし、ね。
食堂とか屋台を見てれば分かるよ。
シーロムみたいなビジネス街だと、まぁそうもいかなくて、確かに11:30〜13:00頃が混んでたりはするけれど、もっと下町だともう、いつも適当に客がいたりするもんねー。

「優しい」
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これはもう根本的な民族性って言ってもいいように思う。
優しいよね、タイ人は。
微笑を絶やさず、いつも静かに音楽のような言葉を話してね。
特に男が優しくてさ。
これにコロッと参っちゃう日本の女性も多いとか…。
ま、これも宗教的な背景があってのことではあるけどね。(No.7『タイの男・タイの女 』参照)

「何でも許してくれる」「人に喜ばれることが好き」
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なんかそんなだけどねー。これもtham bunの考え方に通じるのかなー?
前者は多分にmai pen rai(No.6『タイ人の3つの生活規範』参照)なんだろうなー。

「おごり好きでおごられ嫌い」
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これはもう、って、さっきから同じことばっか言うんだけど、tham bunなんだよね。
おいらたちがおごられれば彼の徳が積まれたことになり、おいらたちがおごればおいらたちの徳であり、彼の徳は積まれないんだからね。
おいらも失敗があるけど、難しいよー! タイ人と飯食ったりするっての。
向こうがおごるつもりだったのを、彼がトイレに立った時なんぞに支払ってしまおうものなら、絶交だからね。

でもね。「徳を積ませてやるんだから」って、いつもおごられっぱなしってのもねー。
いるんだ、こういう日本人。「ラッキー」なんて食い逃げする輩。
もっとも、tham bunのことも理解してないんだから、なお始末に負えないんだけど。

「キレイ好き」
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だよねー。たとえ土間にビニールシート貼ったようなスラムに住んでても、箒で掃き清めてる、みたいな。

「親水性の民」
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これは前に書いた。(No.3『水の部屋』参照)
最近の暑さで思うことは「清潔を保つ」ってこと以外に「水冷式」ってことだね。
ガンガー(ガンジス川)の沐浴に通じるのでは…っていうことも…あ? これも前に書いたっけ?

「珍し物好き」「新しもの好き」
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もともと物見高い国民性に、日本(主に)の企業がバンバンTV-CMを垂れ流すもんだから、もうタイの人々はすっかり「物」のトリコになっちゃってね。
あのカラバオが「メイドイン・タイランド」をヒットさせたけど、あれの元歌ってCDになってるのとは違うんだよ。初期の国内ライブじゃ、
〔以下、個別のメーカー名には間違いがあるかもしれない。趣旨だけご理解の程!〕

 ♪ライオン歯磨きで歯を磨き カオーのシャンプーでシャンプーして
  トヨタに乗って出勤し 日本人の社長に叱られる……

あとは食い物・飲み物・化粧品・バイク・テレビその他の電化製品などなど…それらがみんなメイドイン・タイランドじゃない、と嘆いてみせて、

 ♪あ〜メイドイン・タイランドはおいらのこの体だけ〜

っていうように歌っていたように思うが…。
ま、それはさておき、タイ人ってとにかく「珍し物好き」「新しもの好き」だ。
ケータイなんかも、今じゃ日本でもみんな持ってるが、タイなんか早かったよー。
それにタイ人って、心に感じたこと、なんでもすぐ口にするってところあるから、珍しいもの見るとすぐに聞いて来るよね。
「それはなぁに?」「いくらだったの?」

「歩くのが嫌い」
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まぁ歩かないね。
日本だったら、バス停ひとつ分くらいは歩くこと多いよね。
健康に「も」いいって、言って。(「も」ってことはお金のことも考えてるんだよね? あ、違うか?)
タイ人、歩かない…。町中の渋滞で、バスがほとんど動かないってのに、それでもバスを待ってる。あるいはタクシーに乗る。歩けば10分で行けるのに、30分も車内で過ごす。
ま、涼しいけど。

「リッチ」
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タイ人はリッチさ。(ちょっとひがんでないか?って? ひがんでる…)
食い方見てたって…、仕事の仕方見てたって…。
もうこの辺は前に書いたと思うので繰り返さないけれど…。
でも、「五感を楽しませる」ってことは書いてないよね?
五感。
味覚・視覚・触覚・嗅覚・・・・あとなんだっけ?
ん〜〜〜と………。
あ、聴覚だ!

タイ人はね。
これらを「常に」楽しませてるんだよー。
少なくとも、その内のどれかを楽しませていないとすまないという…。

さっき書いたシーロムだけど、OLやサラリーマン(これらってなんかヘンな言葉だね。
知らないんだけどなんか、差別用語使ってないかぁ?)がお昼を食べたあと必ず買うのがおやつだよ。
職場に持って行く分もシッカリ買ってる。

嗅覚ってゆーとー、ヤードムだね。嗅ぎ薬って訳で、あの、鼻の下にあてがってスーハーしてる奴ね。
ま、メンソール系でスースーするだけなんだけど…。(日本の厚生省が認めてないものが入ってるので、日本へ持って帰れない、って言われてる。)
「○○油」って香料系のものもある。
いずれにしても嗅覚を楽しませてる訳だー。

聴覚と言えば音楽だけど。
これはまぁ、日本も同じだね。今では。

触覚と言えば、タイ人って、よく手をつなぐよね。
大の男が(ってまた書いちゃったけどジェンダー差別の意思ありません!)手をつないで歩いてるのも、よく見かけるよね。
あれって、別にホモでもゲイでも(あ〜、この区別もよくわかんないんだけど、ま、この際いいか)ないんだって。
なんかこれなんかも、親しみの表現って言うより、触覚を楽しむ無意識の行動って気がしないでもないんだけど…。

あ、また長くなっちゃって…。それに今日は参照っての多くてゴメンね!


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