本日のは・・・切羽詰まった今日のタイ・コラム(笑)
『 a love story ……
』
まずお詫び致します。
今回の号の配信が遅れたことは、ひとえにdaawの原稿が遅れたからでございます。
この前だってさ、「近く臨時増刊号が皆さまのお手元に届くかも」なんて夢童子さんが書いてくれたのだって、おいらがそう言ってたからなんでさ。
「もう少しでシナリオ決定稿書けそう。だから夢さん、臨時増刊号とか出せるかなぁ」なんて。
それがどうだろ。『a love story 臨時増刊号』どころか、『今日のタイ・コラム』だって書けなくて…。
いやね。もう、ちょ〜悩みまくってた訳さ。
書けなくてね。
今日はもう、正直に告白しちゃう。
あ、だから今日は、いつもの今日のタイ・コラムとはちょっとスタイルが違うけど、ゴメンねっ。
実は、初のタイ日合作映画『 a love story 』のシナリオ第一稿は、5月のアタマには書けてたのね。それに手を入れ出して、夢さんなど、この件を知っているごく親しい人数人にも感想を求めて、また直し……で、以来また5ヶ月が経ってしまった訳だ。
また、と言うのは、大体この話しが起きてから13年だからね。
最初は、前にも書いたように、仕事を「聖地」に持ち込むことに抵抗してたから、タイでもそれっぽい業界の人とは知り合わないようにしてきた、みたいなところがあったのだけど、
タイへ行き出して10数年もするとタイやタイに暮らす人々のことも少しは分かってくる訳でさ。
そうすると、やっぱり本職の映画の虫がうずき出すんだよね。
本職ったって、おいらの撮影所は経営者の放漫経営でつぶれちゃったからねー。
その後は、TV−CMやTV番組やドラマ仕立て観光PR映画や日本初のVTRによる成人向けセルビデオ(ビデ倫審査第一号だった)やら…で食ってきた訳でさ。
正直言って映画監督でもなんでもない訳さ。
なのに、現場では「監督ぅー!」なんて呼ばれるから、なんか恥ずかしくてね。
子供がなんかプリントとか学校から貰って来て、「親の職業」なんてところがあると、いつも困ってたさ。
ま、それはさておき、TV−CMなんかでなんか賞とか貰うと(勝手にプロダクションとか代理店がコンクールに出したりする)、すごく落ち込むんだよ。
「あ〜、おいらって、そんなに嘘が付くのがうまいのか〜」って。
CMなんて、結局、如何に消費者をダマスか、ってことだもんね。
そこの社員がゼッタイ食わない(工場のブルーカラーは食ってたりするんだよね、これが…(泣))
食品のCMとか、「石油資源はあと20年で地球上からなくなります。だから第2の太陽=原子力による発電を!」なんてCMとか…。
これなんか、もう20年以上前に作ったんだけど、一向に石油資源が枯渇したなんて話し聞かないよね。
あああ、なんと罪深いことを…。
「リッチじゃないのにリッチと言い、美味しくなのに美味しいと言うことに疲れた」と言って自殺した人がいたけれど、おいらは死ねなかった。
でも、嘘を付くことにものすごい抵抗があって、いつかきっと本編(って言うんです、劇場映画のこと)で罪滅ぼししたい、って気持ち、すごくあった。
で、タイの事を深く知るようになり、日本のいけなさや貧しさと対比的に見れるようにもなって、また、素直にタイの映画人とも付き合えるようになって行ったのね。
そんな時、「タイ日合作で映画撮ろう!」って話しがタイ側から起きてさ。
それ以来おいらのタイの旅は、シナリオ・ハンティング(シナリオに表現する題材やテーマを探す旅)やロケーション・ハンティング(ロケーションの場所を探す旅)になったんだよ。
で、そんなことを以来10年やって、
やっとパートナーシップをタイ側と組んで、具体的に動き始めたのが4年前で。
プロット(シナリオの前段階的な表現)を進め、ホン(シナリオのことをこう言う)を書きはじめ、タイ側と打ち合わせのために行き来し、タイ映画祭に出席したり…してる内に原因不明の腹部膨満感が続くと言う病気になってしまって数ヶ月ストップ。
その間、ちょっとした事件もあったな…。
日本側のプロデュースを任せて欲しいと言った人の失踪とか…。
で、タイ側のスタッフにはすっかり迷惑かけちゃって、なんとか復活折衝して、立て直しを図ろうとしてクルンテープに行ったのが2年前の9月でさ。
なのに、行った早々交通事故に遭っちゃって…。
それからが頚椎椎間板ヘルニアとの闘いでね。
首・肩・背中(右だけ)が痛く、右手は痺れて重く、上がらないんだ。
だから、左手だけで書くから、例えば、このコラムほどの文章を書くのにも4時間は掛かるんだよね。考える時間は0としてね。
あ、どーでもいいんだ、こんな話しはー!
ゴメンね!
とにかくホンの直しと今日のタイ・コラムの両方共が書けなくて、困ってるおいらが、苦し紛れになんか書いてる訳で、面白い訳がないのだー!
でも、きりが悪いので↑の続きだけを言っておくと、
有難いことにおいらには、ずけずけものを言ってくれる何人かの弟子がいてね。
さっき言ったことの他に、大学や専門学校で教えたこともあったのでね。
そんな一人がある日、言ったんだよ。「腕が上がらん。肩が…背中が痛くて字が書けない」って嘆いてるおいらに。
「センセ。今が一番良い時かもしれませんよ。もうこれ以上良くなることはないかも、ですよ。もしそうだったら、センセは映画諦めますか? 年を取れば誰だって、何らかの不調が出て来るもんです。今に、足も動かなくなるんです。左手だって動かなくなるんです」
それはもう脅迫に近かったが、おいらは「!」と思ったのだった。
それから、左手で書き出したという訳さ。
幸い口は達者だからね。ホンさえ書ければ「よーい! スタート!」なんて、わけなく怒鳴れるんでね。
そんな訳で、その後は多くの友人達に励まされて、死ぬまでに成し遂げなくちゃならない一生の大仕事としてなんとか頑張ってる訳だ。
13年掛かってここまで来たんだから、あと一月や二月、どうってことないじゃない?
って慰めてくれる人もいるんだけど、実は11月下旬のロイクラトーンって行事にロケを間に合わせたい、ってこともあってね。
焦ってるんだ。
ま、来年も11月はあるんだけど。おいらにあるかどうかだよね…。
「ホンの直しは進まないし、コラムも書けない…。迷惑かけますねー」って言うおいらに、
夢さんはこう言ってくれたんだけど…。
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「おいら、陣痛のウェーブのなかにあるんだけど、
どうやら大きいらしいんだよね、はらんでるものが。
夢さんが「帝王切開を」って言うんだけどさ、
やっぱり自然分娩のほうが産まれてくる子供にとってもいいじゃない。
だから・・・もうちょっとだけ待ってね。」
って書けばー。
あっは〜〜。
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だったら、弟子がこう書き足したさ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
夢さん!
お上手〜!!!
と、感心していたが・・・
自然分娩も、時期を逸すると母子共に危険な状態に陥ります。
ということで、夢さんと私とで、ラマーズ法でまいりましょう!!
さぁ!親分!頑張って!
ヒッ・ヒ・ふぅ〜!ヒッ・ヒ・ふぅ〜!
この子は、なかなか大物のようですね、仕方がない、会陰切開しかないようです。
夢さん、はさみをお願いします。
パチッ!ぎゃ〜〜〜!!!
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あ、↑は、『 a love story 製作準備委員会
の準備用BBS只今試用中』での書き込みなんだけど。
まもなく(ホントかよ!)、読者の皆さまには公開しますね。
…と、尻切れとんぼの絶不調で次回または臨時増刊号に続きます。ハイ!
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