『 水の部屋 』


前回に続いてdaawのタイ語講座。。。。。。。おっ、やっぱり引きましたね?
冗談です。
で、本日のお題は『水の部屋』ってんだけど…。

hong (母音のところ、瞬間的に上がって下がってください。)
(oのところは、フォントに発音記号がないのでoと書いたけれど、ホントはoじゃないの。アとオの中間的な発音。)
naam (母音のところ、上げ調子で。)

で、まぁ、強いてカタカナで書けば「ホン(グ)ナアアム」。
hong が「部屋」。
naam は「水」。
で、つまり「水の部屋」なんだけど…。
これって、何のことだと思います?

答えは、「トイレ」。
トイレのことを「水の部屋」って言うんだよー。
タイ人は、なんて奥ゆかしいんだー!
ってことでもないみたいで……。

え?
やっぱり、うざったいタイ語講座だぁ、って?
あ、ゴメン。もう少しだけ、つきあってね。

で、おいらは、タイ人は「親水性の民」だ、って言ってるんだけど、分かってもらえるかなぁ?

aap naam って言葉があってね。(aap は、下げ調子。)
aap は「浴びる」だから……はい、そう! 「水浴び」。
ま、元はと言えば暑いからなんだけど、とにかくタイの人々は水が好き!
で、台所は作らなくても、家と言えば無くてはならないのが「水の部屋」な訳さ。
何をするか? って言えば、水浴びさ。
結構大きな水溜めがあってね。
シャワーとは別にね。(「シャワーを浴びる」も、aap naam だけど、缶カラ・桶でバサッとかぶるのがよかったりする。)
事情が許せば、ま、1日5、6回。許さなくても3回はゼッタイ浴びるね。

で、「水の部屋」は、トイレとしても使う。
(この辺、ややこしいよねっ。先に「水の部屋」は「トイレ」のこと、って書いたけど、タイのトイレは一筋縄じゃいかない。。。ってゆーかー、やっぱり「水の部屋」なんだよねー。)

で、大の後でも小の後でも、水をふんだんに使って清める。
あ、そうそう。
よくいい加減なガイドブックに書いてあるので、こんなこと信じてなぁい?
「タイの人は、あの後、手でお尻を拭く」って。
「紙を使わなくて、後で手を水で洗うんだって。それって、ねー…」なんて。
これって、ゼンゼン違うんだよ。
手で拭いて、後で手を水で洗うなんて。。。。。。。
考えただけでも、おぞましい!(ひょっとしたら、ガイドブックをマに受けて、やってる日本人がいたりして。。。(笑))
もう、最初からふんだんに水を使う世界なんだよ。
なんたって豊かなタイのことだ。
貧しい日本や不潔な北の国とは、発想が違うってゆーかー。
水溜めから缶カラで汲み上げるにしても、シャワーを使うにしても、ハンディ・ヴィデ(と、おいらが勝手に名付けたシャワーより水圧がある奴。掃除にも便利)にしても、ジャブジャブ水を使って、好きなだけ洗い清めるって言う。
手で拭くなんてことはしないし、直接、手が触れることもないんだけど……、分かりますよね。

ま、大抵、用を足しに行っても、ついでに体を冷やしたり、綺麗にしたり、頭洗ったり……ってことになるんだけどね。
気持ちがいいからね。
とにかく清潔好きだ、タイ人は。
洗濯も好きだね。
なんか、半分、水遊びじゃないか? と思うくらい、嬉々としてやってるのをよく見るなぁ。

ついでに言っとくと、
いや、聞きたいのだけど、
皆さんって、例えばGパン、毎日(ってゆーかー、一日穿いたらだね)洗いますぅ?
ワンピース(なんて言い方あるのかなぁ?)、毎日洗いますぅ?
これが、タイ人の場合、洗うんですけど、ね。
(おいらなんか、パンツ(アンダーの)だって、3日くらい穿いたりするんだけど…^^)
(↑書いてから考えたんだけど。。。。。。。「タイ式」で「してる」からゼンゼン汚れないんだ、おいら。なんてね。オエーッ。。。。。)
ま、綺麗好きなタイ人だけど、おいらはこれ、『親水性の民』のなせる技だと思ってる。
で、その親水性は何処から来てるかと言うと、仏教以前の土着信仰(何物にも精霊が宿っていると考える一種のアミニズム)とヒンズー教にあると思ってるのだけど…
難しくなるから省略!

えっと、『水の部屋』に戻るんだけど、
ってゆーかー、
「タイ式」の話しなんだけど、
ある時、こんなやりとりがあった…、あ、勿論タイ国内でのことね。
おいらが、「紙を使わない」って話しをしたんだけど。。。。。。

 ■とある安食堂の一角

   3、4人の日本人女性とdaawが、テーブルを囲んでいる。
daaw「あ、知らなかったぁ?」
女A「うそーー! やだーー!」
女B「信じらんなーい!」
女C「でもさぁ、たとえばだよー、手にウンチが付いたとしてだよー……」
   と、みんなの前に手を差し出す。
   続いて、もう一方の手でテーブルに置かれたロールペーパー(注)を千切り、
女C「これでスッスーと拭いて、ハイ終わりってのも、考えてみれば、なんだかねーだよね」
女達「………」


ま、「安」とは言え「食堂」で、そんな話をする日本女性ってのも、
タクマシイんだけどさ。

『水の部屋』。
響きのいい言葉だよねー。
あー、おいら、もっとロマンティックな話しもしたいと思ってたんだけど…。
スペースが……。


 (注)ロールペーパー:
   安食堂のテーブルには、まさしく「トイレットペーパー」であるロールペーパーが置かれている。
   プラスチックの筒に、巻き芯を抜いて入れられているので、巻きの内側から、クルクルと引っ張り出す格好になる。
   これは、紙ナプキンである。
   タイではトイレットペーパーをトイレでは使わず、食卓で使うのである。
               

  
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