『 続 あまり教えたくない…タイでモテるコツ! 』


みなさん……ごめんなさい!
夢さんも、ごめんなさい! やきもきさせてしまいました。
映画のことでアタマが一杯で、もうコラムのことなんか、どうでもよく思ってんじゃないかって…。
ゼンゼン違うんでね。映画の事だって、ずーーっと長い間、考えて来たのはその通りだけど、ホームページなんてものを作って(作ってもらって、だけど)、インターネットで製作参加者や出演者を募って、なんてことになったのは、このメルマガがきっかけなんでね。
『ムアン・タイひとり歩き』あっての『 a love story 』なんだから、どうでもよくなんて、まったく思ってなくて、ただ、身辺俄かに騒がしく、それに伴ってのネット事情の悪化が問題だったんですー。
その上、ひどい風邪まで引いちゃって…。
いやはや、面目ありません。
これに懲りずに、ますますご愛顧のほど、お願いしますよー!
ホームページの方も、ねっ!

ってことで、5週間振りに、ホームページ訪問者への感謝を込めてお送りする『タイでモテルためのスペシャル情報』だい!
(折角、文芸の薫り高い紀行文メルマガになっていたのに、また品格下がるが、許せ夢さん!)


その3:緊張してる人は怖がられる

今日、チョットした用があってある保険会社へ行ってたの。
その時、隣に旅行保険を掛けに来てた青年がいてさ。
「カードに付いてる保険ってありますよね。あれってどうなんでしょう?」
って相談から始まって、「充分とは言えませんから、別に入っておかれると安心です」
みたいなこと言われて、結局、勧められるままのセット商品を契約してたんだけど…。
「どこへ行くの?」って聞いてみれば、「アジアです」って。
「日本もアジアだけど、アジアのどこら辺りにいくのかな?」
「あ、タイに入って、そこから周辺の国へ…。自転車で」
面白そうな旅でさ。思わず膝を乗り出したんだけど、ホントは「今入った保険って、無駄だよ。カードに付いてる保険でまかなえる以上の医療費なんて、タイやカンボジアで掛かることはまずないよ。その分、お金で持って行った方がいいよ」って言いたかったんだよね。
あの時のキミ。これ読んでくれてないかなぁ。
読んでくれてたらクーリングオフした方がいいよ。
治療費をカードの方の保険会社と今回入った保険会社の両方から貰えるってこともないんだよ。

あの時言えなくてゴメン。
おいらもチョットした頼みごとでさ。知り合いを訪ねてる時だったし、キミも機嫌良く相談してて、保険会社の人も、ま、とりたてて嘘を言ってる訳でもないんだから、「チョット待て!」って訳にもいかなくて…。

でも言えたこともあったよね。
行き先をおいらが聞き、キミの相手をしてる女性が「充分にお気を付けて」って言った時、おいらは「タイは治安はいいよー。カンボジアは地雷はまだあるかもしれないけど、人はいい。ラオスなんかだともっといい」って。
キミは意外そうに「あ、そうなんですか?」って言うから、調子に乗っておいらは、
「治安が悪いんじゃないかとか、騙されるんじゃないかとか、そんな風に身構えてばかりいると、良くないと思うなー」
「どういうことですか?」
「第一、緊張しっぱなしじゃ旅が楽しくない。それにその国や町の人たちも、自分が疑われてると思えばいい気はしないし、却って良くない気持ちも働くかも…」

そこで、どちらもなんか書き込んだりしなくてはいけなくなって、気が付けばキミはいつしかいなくなっていたんだけど…。
いい旅が出来ることを祈っています。

あ、のっけから脱線?
いや、何とかテーマに合ってるんですよー。
タイ辺りでは、みんなぼーっとしてるんでさ。
第一、熱いし。
第二にみんなタムブンの機会を狙ってはいるけど、仏さまに「減点」されるようなことはなるべくしたくないから、旅の人を困らせたり騙したりはしたくないのであって…。
だから、ぼーっとしてる。

そこへ、疑心暗鬼の塊みたいな顔して、汗だらだらの眼ぇギラギラで「お前らには騙されんぞ−!」みたいのがやって来たら、そりゃ怖いですよ。
実際、店の売り子「100バーツです」と言うのに「50バーツ!」なんて怒鳴るので、ギクッって体を震わせてるのなんてよく見かけるもの。

田舎の路傍のバス停でへたってる若い日本人がいてさ。
そこへおかぁさんが「持って行ってあげなさい」といって渡した冷たい水の入ったコップを6歳くらいの子供が持って行くんだけど、なにをトチ狂ったのか、彼は、
「いらない!」
って叫んでコップを子供の手から叩き落した、なんてこともあったな。
子供が泣き出しちゃって…。
先客として休ませてもらっていたおいらは、おかぁさんに、
「どういうことなんでしょう?」って聞かれて…。
おいらとのよしみで、日本人だから助けてあげようって気が働いたことも考えられるので、面目なくて…。
「コノヤロー!」
と思って、そいつんとこへ走って行けば、
「あ、日本人ですか? この辺は子供まで使って睡眠薬強盗するんですかねー?」
なんて、脱水症状のボケ面、充血した眼で言いやがって…。
呆れたけど、こういう人間の品性って、ホントに怖いと思った。


その4:熱い心の人は嫌われる

タイ人の考える人間には二通りあってさ。
それは、
cai roon と cai yen 。
caiは「心」、roonは「熱い」、yenは「涼しい」。
即ち「熱い心」と「涼しい心」なんだけど…。
どう言うことか分かりますぅ?

「熱い心」なんて言うとなんか日本じゃポジティブなイメージだよね。
「熱心」なんて言葉もあるくらいで。心を熱く燃やして、なんて言うとなんか情熱的だしさ。
でも、タイじゃ、心の熱い奴はすぐにカッカするんだよね。
キレやすい。短気。
これは、もうゼッタイにモテない!

モテるのは、心の涼しい人ね。
「涼しげな目元」なんて言うと、ある種の美人の表現だけど、「涼しい心」ってのも、考えてみれば言い得て妙だよね。
なんかいいよー。
涼しい心の持ち主だったら、滅多に怒らないだろうね。
失敗しても、眼に笑みを浮かべてさ。決して皮肉で笑ってるのではなく、優しく教え諭すのさ。
また困難に直面しても慌てないだろうし、怖い目に遭っても取り乱して騒ぐってことは…ないんだろうなぁ…。
(おいらも、まだまだだぁ…。)

こんなこともあった。
元はと言えば、おいらがタイを教えたことがきっかけでタイに住み始めた友達なんだけど。
今じゃもうやめてるけど、最初の頃、BARを経営したんだ。
PATPONGの横の、クラブや古式マッサージのあるソイでなんだけど。
新聞でホステスを募集したら何百人と行列が出来て、って話にも驚いたが、そうして雇った女の子の一人を、ある日、ひどく怒ったらしいんだ。
するとどうだろ。
次の日、彼女のお父さんがピストル持って現れたって!

ま、ことほど左様に、cai roonはあってはならないことだし、もしあったら、そのリアクションも、あってはならないほど激烈なものになる…って話なんだけど。

あらら、もう一回の連載だー!
次回は、もっとお役に立つネタでいきますので、お許しあれ。
しかも、休載はなし。(当たり前だけど…ゴメン!)


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