『 あまり教えたくない…タイでモテるコツ! 完結編 』


冬来たりなば春遠からじ。
春休みの取れる人だったら、ウキウキと、そろそろ浮き足立ってる頃だね。
どうせタイに行くんだったら、モテたいよね!

ってことで、タイに行き出して29年(か?)、延べ滞在時間8年(か?)のおいらが、あまり教えたくないけど、『 a love story 製作準備委員会 』HPを訪ねてくれた読者だけに贈る『タイでモテるコツ! 完結編』だー!

これは経験上知り得た貴重な情報(なんて自分で言うか!)なんであって、しかも近頃よく思うんだけどさ。
日系の会社の副社長(社長は名目上でタイ人)でタイに10年いましたとか、スクムヴィット(日本人が固まって住んでる町)に住んでいました、とかって人にこの間会ったんだけどさ、タイのこと、特にタイ人のこと全然分かってないんだよ。

で、考えたんだけど、この人はその10年間、ほとんど日本語しか話したことなくて(「英語は時々話してました(笑)」とさ)、日本飯しか食わなかったって言うんだ。
タイ人への指示は日本人の部下にやらせるし、パクチーの匂いはクレゾールみたいで嫌だったと言うし、タイ人は嘘つきで怠け者だって言うし……。

日本人会ではいい顔だったと言うけど、タイには全然馴染んでないってゆーかー、タイのことを理解してないんだよ。
Sさんじゃないけど、「もったいない」話しだね。

ま、心掛けが悪いってこともないんでさ。忙しかったんだよ。
その点おいらの旅または滞在は、もう100%フリーなんだからさ。
しかも、日本の貧乏人だからして、JTB公認「国際観光ホテル」みたいな旅は出来ないのであってさ。
もう、衣・食・住・交通・文化・娯楽…と、すべてがタイのフツーの、いや階層的には低めの庶民の暮らしのままに住まわせてもらったのだから、もうありがたくてね。

なんだか文脈がアヤシイが、要するにありがたいことに、日本の貧乏人もタイ人の優しさとthambunの習慣、それに物価の違いと言う奴で、タイでは、楽に、サバーイに暮らせるんだよね。
で、まぁ、そんな暮らしをさせてもらったお蔭で、そうだね。
多分、20年、日系の会社勤めをした人より、タイの人々の暮らしや考え方は分かったと思うんだよね。

だからして、おいらの情報は貴重なのだー。(って、まだ言うか…?)


その1:キーニャオはバカにされる

その2:コマカイ人は嫌われる

その3:緊張してる人は怖がられる

その4:熱い心の人は嫌われる

って来ると、次は、


その5:カッコつける人は笑われる

だね。
逆を言うようだが、大体タイ人ってのは、外見で人を見ますよ。
で、結構、見栄っ張りで、見た目を気にする。衣装とか持ち物とか。

でもね、日本人がカッコつけるってのとはちょっと違うんだよね。

まず、タイで金持ちって言ったら、そうねー、例えば飛行機が、
「皆さまー、お疲れさまでした。当機はまもなくバンコック国際空港に到着致します。現地天候は晴、気温は摂氏30度とのことでございます…」
なんてアナウンスがあった頃、窓から下を見てごらん。

青々とした田園が続いていて、時々キラーッと太陽に反射するのが見えたりしてんだけど、時々、水田といくつかの建物を樹木の列で囲う様にして、何万坪(タイでは1600平方米を1ライと言うが敢えて日本式で言う)かをひとつのゾーンのようにしているところが見えるでしょう。
まっすぐに一条の道路が見えてるんだけど、この道はもうひたすらこの家に行くってこと専用の道路でね。

あれは、まぁ都市近郊型農業&アグリビジネス&通信産業だったりを営む金持ちの家だね。
BMWとかメルセデスベンツとかフェラーリとかが、家族の数に合わせて7、8台とかあってさ、プールやスポーツジム(ほとんど使わない)もあって、私設軍隊までいる。
20人位のレンジャーみたいな格好した兵隊(「セキュリティー」と言っている)が、機関銃とかライフルを持ってその辺に寝っ転がっていたりするんだ。
お手伝いさんは上・中・下とそれぞれ3人づつくらいいて、例えば下の者はゼッタイ包丁や食材には触れないし、上の者が掃除機に触ったり洗濯物に
触ったりすることもない。
お手伝いさんと私設軍隊(!)のほかにもハウスキーピング関係には庭師、運転手、木工、マッサージ師など10人ほどが敷地内に住んでいる。

「食事に行こう」ってことになると、わざわざフランス料理に行って、古そうなワインなども開けて、4、5人で50万円(今日は分かりやすく日本円で)ほど遣ったりする。
(タイ料理ではそんなに遣えないので。ちなみに「宮廷料理」なんてものは日本人向けガイドブックで喧伝されているだけ。美味しさと豪華さを追求する金持ちのタイ人は、決して「宮廷料理」なんかにゃ行かない。普通の中国名なども持ったようなタイ料理店に行くのだ。)

一族はみんなUKかフランスへの留学組。アメリカも少し。子弟を各国に分散させる傾向にあるが日本のランクは低い。

タイではこう言うのが金持ちって言うので、日本の高給サラリーマン(雇われ社長)では、所詮太刀打ちできないっての。
だから「金持ちぶって」カッコつけても、まったくサマにならない。
このことは、バーの女の子やゴルフ場のキャディーたちでなくても、フツーの市民の感覚としてタイ人には分かっていることなのだ。

そう、タイは、完全な階級分化社会なのね。
だから、外見だけじゃなく物言いや物腰や、眼差しで、もう「この人はどの階層の人か?」って、分かっちゃう。
だから、カッコつけても見え透いてて笑えちゃうんだよね。

最初に言った「外見で人を見る」ってのは、そういうことだし、「見た目を気にする」ってのは、この、階級・階層にふさわしい格好をすることに結構みんなこだわっている、
ってことであって、「身分を偽る」ってことではまるでないんだよ。


その6:…って、まぁ挙げればいくらもあるんだけど、このネタで4回はないんじゃないかと思うので、そろそろ結論と行きましょうかね。


結論:タイでモテるためにはーーーー
  
 1.ケチであることは美徳ではありません。タイではケチを恥じましょう。
   そして出来るなら「 thambun 」の心を学びましょう。
貰って頂いて徳を積むのです。

 2.大きな、広い心で、ゆったりと旅しましょう。タイの人と接しましょう。
   おおまかであることを許す心、っていうよりおおまかであることを楽しむようにし
   ましょう。

 3.タイはアメリカや日本よりは、はるかに安全な国です。
   ですから、ビクビク警戒したりしないで、タイの人々にすべてを委ねたような旅を
   しましょう。
   ヒトを信頼するってことが、美しいってことの根っこです。

 4.静やかで、穏やかで、涼しげな心を持って、タイの人々に接し、タイの自然に接し
   ましょう。
   決して怒ってはなりません。 
   タイは『微笑みの国』です。タイ人は『微笑みの民』です。

 5.タイでは、常に自然な自分でいましょう。本当の自分でいましょう。
   タイの人々は、そのように生きているからです。
   貧しい人は金持ちぶらず、金持ちは貧乏人ぶらず。
   心優しい人は悪人ぶらず、悲しみを抱えた人は幸せぶらず、さみしい人は寂しくな
   い振りをしなくていいのです。



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